特集1 寿ぎの散華舞う
1970年創刊の季刊「銀花」は、第140号で創刊35周年を迎えます。「銀花」を支え続けてくださる読者の皆さまに、心からの感謝を込めて、特別付録を用意いたしました。全冊に木版摺りの「散華」を一葉挿入します。散華は、寺の記念法要の折りなどに撒かれる、蓮の花びらをかたどった紙片です。連弁を彩る原画は、串田孫一(くしだまごいち)さん、東邨子(とうそんし)さん、藤平伸(ふじひらしん)さん、三浦景生(みうらかげお)さん、柚木沙弥郎(ゆのきさやろう)さんの五人にお願いしました。文芸や工芸、美術、それぞれの分野で独自の道を拓き、自由な心と自在な手をもつ五人が、心遊びの絵10種を描いてくれました。どの作家の一葉がお手元に届くかは、本誌を開いてからのお楽しみに…。
特集2(その1) 注連縄
来るべき年の五穀豊穣を祈って藁をなう注連縄。その造形は、寿ぎの想いとともにじつに豊だ。日本各地の歳の市を歩いて採集した、意匠さまざまな注連縄を記録する。