メキシコ世界遺産紀行
Travel History
早朝のテオティワカン、月のピラミッドの前にて
1.2 THU 晴
 実は出発前から、びびっていた。航空券を購入した後になってメキシコ・シティの治安の悪さを知ったのだ。タクシー強盗、バス強盗、地下鉄のスリ・強盗が昼間でも多発している、というのだ。そんな恐怖心を抑えながら、コンチネンタル航空でヒューストン経由メキシコ・シティへ。興ざめだったのは、コンチネンタルのアルコール・サービスが有料($4)になっていたこと。夜9時、メキシコ・シティに到着した。
メトロポリタン・カテドラルにて
1.3 FRI 晴
ホテルはメキシコ・シティ歴史地区とソチミルコの「歴史地区」、中央広場(ソカロ)のそぐそばにとった。ソカロは午後になると先住民の露店などが集まりごった返すので、午前中のうちに回る。ソカロに面したメトロポリタン・カテドラルはスペイン風。大壁画の国民宮殿、アステカ遺跡のテンプロ・マヨールを回り、ホテルに戻る。緊張からどっと疲れる。今後の観光用にホテルの旅行代理店に寄るが、ツアーの曜日があわず断念。午後は郊外のソチミルコへ。タクシーで行こうと思ったが、往復6000円程度。地下鉄なら100円程度だ。ホテルの従業員が「大丈夫」というので地下鉄で行くことに。しかし、乗客の中には、明らかに怪しい人もいるわけで。ここでも緊張の連続。ソチミルコの駅を下りたら、道に迷うし…。とはいえ、ソチミルコでは船遊びを楽しみ、シティの喧噪が嘘のような静かな場所に、心が安まった。
プエブラのソカロにて
1.4 SAT 晴
実に不思議な一日だった。8時に開く古代都市テオティワカンの遺跡(シティからバスで1時間)に一番乗りしようと朝7時のバスに乗るべくターミナルに向かう。受付に行くと「次のバスは6時20分」といわれる。え? 時間を1時間早く間違えていたのだ! 仕方なくそのバスで行くが、当然遺跡は閉門。誰もいない。朝食でもとろう遺跡のホテルに向かうと、レストランに日本人の姿が。なんと彼らは、有名デザイナー兼写真家のY氏とその助手A氏だったのだ(そのときは知らなかったのだが)。レンタカーで旅をしているとのこと。朝食をご一緒させて頂き、遺跡も一緒に向かった。朝はほかに誰もおらず、月のピラミッドの上からの大パノラマは、朝もやに包まれ、壮観だ。しかし、遺跡は広い! 歩くだけで相当の時間がかかった。シティへはA氏の運転で送ってもらった。偶然にもホテルまで一緒だったのだ。午後は人類学博物館に行き、夕食も再び2人とご一緒させてもらった。
1.5 SUN 晴
昨日に続きバスで郊外へ。今日は2時間かけてプエブラ歴史地区に。バスは想像以上に豪華。2人で2000円ほどだが、ふかふかの席で日本の長距離バスより座り心地がよい。ターミナルはまるで空港のような規模・雰囲気だ。プエブラには朝10時到着。ソカロそばの大聖堂は日曜礼拝で奥まで入れず、街を散策した後、もう一つのサントドミンゴ教会へ。外観は地味なのに中は豪華! 町の有名レストラン(舌にあわず)で昼食をとった後、市バスで郊外のチョルーラへ。テオティワカンの次ぐ規模の都市があったがコルテスらに破壊されたのだ。ピラミッド跡の洞窟をくぐり、頂上に立つ教会へ。ここから見える田園風景は気持ちいい。夕方シティに帰り夕食。ホテルに戻るときタクシーを使ったが、この運転手がひどかった。24ペソ(約250円)のメーターを「24km」と主張し「50ペソ払え」というのだ。結局チップ込みで25ペソとしたが、またシティのイヤな面を見せられた。
メキシコ・シティ郊外、ソチミルコにて